過日（2020年10/27、11/05）

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　　日本国のTV番組（NHK アナザーストーリーズ「よみがえれ　沖縄の魂　～首里城復元～」）へ、弊社は出演を致しました。弊社は先の首里城復元工事（着工：1989年前後）に、建築用木材の納材等に参画させて頂いておりました。

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　　多くの方々が驚かれる事実として、弊社が納めた御用材（台湾桧）は全て、既に伐採済かつ養生の利いた天然乾燥材を活用し、お造りしたものでありました。本件対応の為、新たに立木を伐採するのではなく、 養生の利いた天然乾燥材の調達にこだわりました。

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　　なぜなら、建設関係者曰く伐採したての材は建築に不向きな生材であり、その理由も明白であったからです。伐採したての材は、伐採後に養生された材よりも、材に含まれる水分（含水率と言います）の量が比較的に多いものです。伐採後の養生・乾燥が不十分で材に含まれる水分が比較的に多いと、木材の変形や割れの発生リスクの他、虫害や腐朽菌の繁殖リスク、塗装する場合はその仕上がりに影響を及ぼす可能性もあると言われています。

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　　今も尚、弊社は建築用木材を必要とする 世界中のプロジェクトの成功を望み、納材をさせて頂いております。「急ぎで欲しい」「用途に適切な品質が重要だ」「この予算でなんとか頼む」等に加え、御声掛けを頂くお客様の国や地域も異なれば、まさに千差万別です。

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　　故に弊社は、皆さまからの御声掛けを大切に受けとめお応えする為、建築用木材としての一定量の養生適材を手元に確保する他、独自の調達ルートを構え活用しております。また、品質管理に努める為、自社グループ内でお造り体制の確立・運用をしております。加えて、御用材に安心感を載せて皆さまのお手元へ届くよう、プロジェクト毎に専任担当を配し、TEAM一丸と成り、お客様のプロジェクトの成功支援に日々励んでおります。